見えるもの、見えないもの
最近、TBSラジオの「問わず語りの神田伯山」を
よく聞いているのですが、すごく面白い。
伯山さんの毒舌が苦手な人もいらっしゃるようで、
リスナーだった人が、番組に直接
「もうこんなラジオは聞かない」というメールを
送ってきたことが数回あって、びっくり。笑笑
さらに、それを読むパーソナリティにもびっくり。笑笑
それにしても、後ろ足で砂をかけるように
メールしてくる神経が謎すぎる。笑
大抵、そういうリスナーは中高年で、
おそらく神田伯山は自分の味方だとか、
夢や希望などのファンタジーを抱いていたのでしょうか。
そして、調子に乗っていたら、
自分に当てはまる毒に当たってしまったのでしょうね。
でも、伯山さんの毒は、芯をついて、高次元。
さすがプロの話術で、辛辣な毒舌も聞いた後、
後味が悪くないんです。
(注意⚠️私個人の趣味で、確かに毒気は強いので、
聴くことをお勧めしているわけではありません)
外国のスタンドアップコメディ的で、
風刺的でもあり、ずばっと鋭い。
教養、知識、知性もあふれて奥深く、
ウィットに富んでいて、面白いです。
女将さんや周りの人とのエピソードには
愛情深さを感じて、すごくいいんです。
私は最近の日本人は、玄人も素人も
ブラックジョークがあまり上手じゃないのに
変にイジるとか、からかう形でつまらない
皮肉を言う人が多くて、不快だと感じることが
多いのですが、さすがの神田伯山先生は
プロフェッショナル。
話術があるから、毒舌もうまい。
で、散々ラジオについて語ってしまったけど、
これは本題じゃないのです。笑
本題は、神田伯山の誕生日と
私の娘の誕生日が同じだということです。笑
さらに、伯山さんが親しくしている
放送作家の野末陳平先生は、
娘の高校の先輩なのです。
私の娘は、色白でふわふわっとしている
可愛らしい24歳女子です。
でも、その見た目のふわっと感と裏腹に、
偏った頭の良さを持っていて、
なかなか理解されにくい、変わり者です。
作家の安部公房にシンパシーを
感じている天然な不思議ちゃんです。
この度、性格は神田伯山、
頭脳は野末陳平だと判明して、
急に、親子で合点がいきました。
娘自身も、アンジェリーナ・ジョリーと
同じ誕生日だと言われた時より、
「ああ、うんうん」と納得がいった様子。笑
人は表情や顔つきに心があらわれるので、
「人は見た目による」と私は思うのですが、
娘は、よく知っている人にとっては、
ほんのり表情や目つきに
伯山や陳平があらわれるものの、
基本的にはまだ第一印象は、
若い女の子が強めなので、
見た目には中身が見えにくくトリッキーです。
20代は、まだ親にもらった顔、
30代から自分が滲み出ると言いますから、
今後、徐々に、見た目の
神田伯山、野末陳平、安部公房化が
進むのだろうか。
せめて、アンジェリーナ・ジョリーも
多少混ざることを願って、
これからを楽しみにしています。
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