ハラスメントは、人の思考の邪魔をする

ハラスメントのある関係は、

わかりにくいものです。

特に、親友、恋人、夫婦、パートナーなど、

他の人より特別な絆で親密になる関係の場合、

当事者、特に被害者は、

自分がハラスメントに遭っていると

気がつけないことが多いです。


たいてい、そのまま、

何年もの月日をそこに費やしてしまう。

すると、だんだん、その関係が

おかしいと気がつき始めても

自分が頑張ってきた月日や労力が

変な積み重ねとなって、

やめる決断もしにくくなってしまう。


だから、早めに気がついてリセットするのが

大事だと思うのです。


私も経験があるのですが、

こう言うケースでよくあるのが、

被害者が、

「相手が怒るのは、自分が悪いからだ」

と思い込んでいることです。

本当は、全然悪くないのに。


モラハラをする人は、自分なりの

変な「正義感」を持っています。

誰でも自分の正義はありますが、

それが異常なまでに強い。

強いというと良さそうに聞こえますが、

違います。

本人たちは「私はブレない」という言い方をしますが、

それも違います。

ただ単に視野が狭く、融通が効かないのです。

だから、ピント外れ、ある意味ブレブレです。


そのため、不安で思った通りに行かないと、

泣いたりヒステリーを起こす。

本当にブレなくて自信があるとき、

人は、堂々としているものです。


私は、当時、あるモラハラママ(以下モラママ)と、

チャリティーについて話していました。

私が、そのモラママに、

海外セレブリティ、アンジェリーナジョリー、

ジョージクルーニーなどは、

大きな金額を寄付したり、財団を立ち上げたりして

人助けを当たり前でやっていることを

話しました。

私も、モラママも、それは、素晴らしいことで、

実際に役にたつ人助けをして立派だね、

と感心していました。


そこで、さらに、私は、

もちろん、その心意気も立派だけれど、

現実問題、税金対策にもなっていることを

話しました。別に、変なことだと思わず。


セレブたちは、そもそも税金に関係なく

寄付もするだろうけれど、税制度によっては、

金額もやり方も変わるだろうと思うんです。

現実問題として、お金の運用を理路整然とするのも、

お金持ちの義務だとも思っています。


すると、モラママは、私のことを

ヒステリックに非難し始めました。

「なんてひどいことを言うの、あなたは。

彼らは、ただただ純粋な気持ちで寄付をしているのに

あなたは、それを税金対策と言うなんて。

ネチネチネチネチ」

もう、頭がおかしくなりました。


頭が引っかき回された状態な上、

当時はベッタリと仲良くしていたモラママだったので、

私は傷つき、無意味に反省し、

「なんてひどいことをいってしまったのだ」

自分の心が汚いんだ」と思い込んで

それはそれは落ち込みました。

こちらが落ち込めば、さらに追い討ちです。


彼らが、一度この攻撃モードに入ると、

延々に攻撃は止まらない。

「もっと、いい人だと思っていたのに」

「前に知り合いだった素敵な先輩に似てるから

友達になったのに」

「本当は、冷たい人なのね。すごく怖いわ」

などなど、泣きわめきながら

自分本位なことを言い続けます。

あとで、説教のメールもきたりして責め立てられて、

攻撃は続く。(無視もあり)


攻撃は、こちらが徹底的に自分を否定して謝るまで、

終わりません。


謝罪の正解文は、

「あなたが正しいです。私は心が汚れて、間違っていました。

悔い改めるので、許してください。私はダメな人間です」

と言うような感じに。

しかも、これがむき出しだと

「わざとらしい」と機嫌を損ねられるので、

作文能力も必要となります。

モラハラピープルといると、

作文力と創造性が磨かれます。笑


彼らは、相手が自分と意見が食い違う時を見つけて、

攻撃するチャンスを待っているのです。

結局、この攻撃は、普段から、

抱えている不安やストレスを

吐き出すチャンスに使われてしまうのです。


忘れてはいけないのは、こう言う人は、

あなた自身のことを全く見てないと言うこと。

どうしてそういう意見を言ったのか、

あなたの考えにどういう意味があるのか、

あなたの言葉を聞いて、そんなことは微塵も考えません。


さて、

本当に冷たいのはどちらでしょう?

本当に思いやりがないのはどちらでしょう?


意見というのは、一つではありません。

一つの出来事でも、何方向からでも

見ることができます。

一つの事象の周りには、

色々な経緯や背景があって、

自分には一つに見えることも、

あちらこちらから見ると、

違う形にも見えるものです。

立場によって違う。

しかも、こっちとあっちだけではない。


彼らは、多面的にものが見えないから、

自分と違う意見を言われると、

それを「間違い」とカテゴライズして、

相手を攻撃してしまう。

そういうことをする人は、視野が狭くなっていて、

白か黒か、上か下か、縦か横かの

2択の中で生きてしまう。他にもあるのに。


さらに怖いのが、被害者は、

この渦中にいるときは、誰がどんなことを言っても、

「いや、自分が悪いから」と

自分を責め続けてしまうこと。


そんな穴倉にハマっていた当時の自分に

言ってあげたい。

「そんな人、放っておきなよ。

こっちにはもっと話していて楽しい人が

いっぱいいるよ。

その人から離れないと、自分に合う人が

近づいてこられないよ。

ほら、こっちにおいで」って。


モラママから離れた私は、自信を取り戻しました。


一見冷たいようで、大きな目で見ると、

優しい決断もあれば、逆もある。

多くの物事には、正解などない中、

大事なのは、決断する本人が腑に落ちているかです。


彼らは、人が自信を持って、

何かの筋を通したり、心根を体現することを

邪魔をします。


さらに、私たちが落ち込んでいる時には、

その不甲斐なさに苛立って、

攻撃の追い討ちをします。

それは、まるで、転んでいる人を

後ろから殴るような感じです。


世の中、(違法なことは別ですが)

間違った意見もなければ、正しい意見なんてないと思います。

その時、その環境で、どんな人がいるかで、

色々な意見があって良いのです。


仏教でだって、正解などないと教えているし、

ボブディランだって、答えは風の中だって歌っているし。笑


自分本位な意見と感情的な態度で、

相手をねじ伏せる人は、独裁者と同じです。

搾取されないように気をつけたいものです。

もったいないから。

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