人前で話すのが苦手な人へ ②あがっちゃう人へ

まずは、前置きです。

私が偉そうに話すことでもないのですが🙇‍♀️

「参考になった〜」と言われることがあるので、

今回は、スピーチと面接についてです。

学生さんやお若い方で、面接や人前で話すのが苦手〜

という方の参考になればと思います。


私は、元々は、内向的なので、極度の緊張を落ち着けるために、

色々な経験を経て、自分で編み出した方法です。


結果からいうと、最終的に大事なのは

「気持ち(意識)の持ち方」と、

「自分の中身を育てること」の2点が

大事だというところに着地します✋


今回は、人前に出ると、あがってしまう人に

オススメする考え方のご紹介です。

私には効くけれど、他の理由がある場合で、

効き目がなかったら、ごめんなさい。


①己を知るで、

「ないものはない」「できないことはできない」と

腹をくくることができれば、

少し開き直ることができると思います。


ないものを出そうとしたり、話すことが明確でなかったり、

自分の考えが、言語化できていないと、

心もとないものです。誰でも、あがります。


もし、そのまま人前にでちゃって、

いざ喋った時に、言葉が出てこなければ、

ますます、あがって、慌てて、動揺して、アワアワしてしまいます。

そうなると、自信がなくなって、

相手の反応や、人の目が気になってしまいます。


あがる原因は、たぶん、

1 人の目が、気になること。

2 話したいことを言語化できていないこと。

あるいは、言語化したとしたら、

3 それが、自分の言葉として身についていないこと。

(丸暗記しているだけの状態)

ではないかと思うのです。


この三つは悪循環で、ただでさえ人目が怖いのに、

2、3ができていないと、

人目の恐怖は、さらに大きくなります。


なので、対策としては、準備が鍵になります。

準備と練習をすることが必要です。

あとは、人が前にいようが、いまいが、

自動的に準備したスピーチを

そのまま披露すればいいのです。


準備は、①で書いたように、

心の底から本当に思っている考えや、

自分にできることを見極めて、

自然な形で口にできる言葉で、それを書き出してみることです。


話したいことより、「話せること」を、しっかり吟味する。

スピーチや面接用の本に載っている定型文ではなく、

必ず、自分の言葉で表現する。

何も浮かばなくて、定型文を参考にしたければ、

単語や表現は、馴染みのある、口から自然に出せる

言葉に置き換えてください。


作成した文章は、友達に話すように自然に出てくるまで、

鏡の前、ぬいぐるみの前で、練習してください。


すごく面倒くさいと思いますが、

数回こういう風に文章を作って、練習すると、

だんだん、原稿がなくても、人に話す時の自分のパターンができます。

だから、初めは、面倒でも、丁寧にやってみてください。

必ず、のちのち役立つから。


次に、いよいよ人前に出た時。

作成して、練習した内容を発表することが、

第一目的です。

だから、意識は、目の前の人目ではなく、

・散々練習した内容、

・慌てずに、ゆっくりした丁寧な口調で話すこと、

・良い姿勢

に集中してください。

目の前の人の目玉ではなく、自分を客席から見る感覚で。


そうすると、意識が、自分に向いて、

人の目は、二の次になるはず。


相手をがっつり見ないけれど、

見ているふりをする視線の向け方については、

あとでまた紹介します。


私は、若い頃から、まとめ役を務めることが多かったので、

人前に出ることが多く、比較的慣れている方だと思いますが、

あがることはないけれど、毎回、緊張はします。


ただ、あがるのと違って、緊張感は必要だと感じています。

緊張感は、気持ちが引き締まって、神経を集中させるのに

役立つからです。

緊張感があると、脳みそと顔つきに、締まりが出て、

シャキッとした印象にもなります。シャープになる。

脳の状態って、目つきや顔の筋肉に出るのかなと思います。


あがらないけれど、適度な緊張感を保つために

準備をしっかりして、練習しておきます。


声を出して話すこと自体に、慣れておく。

あがる理由は、一概には言えませんが、

あがる人の話を聞いていると、

おそらく、人目を気にする気持ちが、

強くなってしまうからではないかと思います。


人の目を気にするということは、

「気持ちが外に」向いてしまう、ということです。

自分の外側に意識が向いていては、話したいことに集中できません。


だから、逆に、

「気持ちを自分の内側に」向けてみてください。

「相手の反応を見る」のではなく、

「自分が準備したものを話すこと」に

意識を向けて、気持ちを集中してみてください。


あがっている時って、胸のあたりがざわざわして、

文字通り、カーッと気持ちが「上がり」ます。


でも、自分に集中すると、意識はお腹の方に下がります。

お腹に気持ちが降りている時は、静かな気持ちになって、

「うわー」って舞い上がらないと思います。

自分を見失わないことが大事です。


「人がどう思うか」ではなく、「自分が何を伝えたいか」です。


できないものは、できない。

その代わり、「できることは、しっかりやる。」


人前に立つ時だけではなく、

日常もそんな心意気でいると、

自分の中身が充実する気がします。


普段から、意識をお腹に下げる練習をしておくのも

いいと思います。

普段、どんな時、安心しているか、

気持ちが落ち着いているか、

ちょっと気にかけてみて。


お腹に意識が下がっている時は、深く呼吸ができる状態です。

お腹にスーッと呼吸が入っていく状態。

あがりやすい人は、呼吸も浅くなりがちなので、

呼吸の練習をして見るのもいいと思います。


次回は、相手にものを伝える時の心持ちと練習方法です。


甘い金木犀の香りを想像して、深い呼吸をしてみるのはいかがでしょう?

#面接 #スピーチ #あがり症 

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