母子のコミュニケーション

よく、中学生〜大学生くらいのお子さんを持つママさんたちから、

「うちの子、なんにも話してくれないのよ〜」という話を聞きます。

現在、大学2年生男子と大学4年生女子の母親である私も、

「いやあ、うちもそんなもんだよ。邪険に扱われることもあるよ〜」

と「あるある」な感じです。

まあ、所詮ママ(私)はうざいから、そんなものだと最近は慣れています。


街で10代の女の子がお母さんと腕を組んでいるのを見かけたり、

お母さんに好きな男の子のこととか何でもお話してくれるお子さんの話を聞くと、

以前は「あれ、うちはないけど、私ってダメなママかな」なんて

少し凹んだこともありました。


けれど、最近はすっかりふてぶてしくなったので、

「親子はそれぞれ、コミュニケーションの形が違うからさ、

よそはよそ、うちはうち。

子どもたちが健康で安全に暮らすために自分たちなりのコミュニケーションが

とれていれば良いじゃん」という形に、気持ちは着地しました〜


よく考えたら、私の場合は、大きくなって腕を組まれても

ちょっとびっくりしちゃいそう。

もちろん向こうから頼って来てくれたら、がっつり受け止めてあげたいです。

けれど、うちは、腕を組んだり、恋話をしたりするように育ててないのでこれでOK。

みんな、それぞれ違う子育て。


お母さんだって、初めてお母さんをやるわけで、

子どもとのやりとりが最初っからうまくいかないのも当たり前。

探りながら、自分たちにあった関係を築けば良いと割り切るようになりました。


こんなこと言うと嫌な感じだけど、

お嬢さんが男の子のことを話してくれるというママさん、

別に私は、その人に相談したいと思えない。

人の話を聞かない、人の話を軽くあしらう、自分の話題にすり替える。

もしかしたら、聞いていないから、お子さんも気楽に話せるのかもしれないけれど。

なんて私の意地悪い感想はともかく(性格悪くてごめんなさいね 笑)

要するに相性とか、組み合わせとか、その時の状況もあるんだと思います。


うちも親子仲が悪いわけじゃないので、何かしら信頼されてはいると思います。

そして、ぼやいているママたちのお話を聞いていると、

どこのおうちもそんな感じです。

別に関係は悪くないけれど、子どもがだんだん自立してきて主張してきている感じ。

なんだかんだで、それぞれの親子がそれぞれの形で、

それなりに皆コミュニケーションを取り合っている。

きっと思春期以降は、みんなそうやって成長していくのだと思います。

最終的には、自分の考えを土台に自立してもらうのが大事だしね。


とはいえ、可愛い子どもたち。

仲良くできるように、日々、模索して工夫しています。

結果として、こちらも人との距離感を学べている気がします。


彼らが一番お話してくれるときは、私が自分の楽しい話をした時です。

母親が自分のことを頑張って夢中になっている時が気楽なようです。

娘は、たまに一緒いお買い物やお茶に出かけた時に、

私自身も力が抜けている時におしゃべりすると、

ちらほらお話をしてくれます。


もちろん、向こうが自然に話してくれる話題なので、子どもの話したいことです。

そこで、欲を出してもっと聞こうとしないように

話してくれる内容を大事に聞いています。

もっと知りたい〜もっと聞きたい〜と思いつつ、

ゴリゴリ質問して邪魔しないように気をつけています。

その時の心地よい雰囲気を大切に味わっています。


あとは、共通の趣味や興味のある知識の話題は、

お互いに知っていることを情報交換するみたいで、盛り上がります。


娘とは、お互いに興味のある作家、読んだ本、言葉についての話題で

よく盛り上がります。

息子とは、デヴィット・ボウイ、映画、小説、いろいろ情報交換して

最初は、教える側だったのに、今ではオススメの本を貸してくれたりします。

一緒に感想や考察をし合うのが楽しいです。


もちろん、いつも、そんな仲良しじゃないです。

所詮、私は、うざいママですから、ほっておいてくれって態度も取られます。

そんなときは、そうっと撤退です。自分のやるべきこと(仕事や家事などなど)

を頑張ったり、おさぼりしてリラックスします。


私は、子どもたちが小さい時に厳しいママでした。

もっとのびのびさせてあげればよかった。

あれは、子どものためというより、自分の型にはめてしまっていただけで、

反省しています。

そして、そんなママだったのに、今もこうして一緒に過ごしてくれていることを思うと

胸が熱くなります。

こんなママでも許してくれて、彼らの母親でいさせてくれている。

これが「愛」なんだなと学びました。ありがたく思っています。


私が彼らに与えられた暖かい愛情で感じた幸福感を

私も少しても彼らにも感じてもらえたらなと思っています。


大きくなってくると憎たらしい時もあるけれど、

子どもたちは皆、基本的に無意識に愛情をたくさん注いでくれています。

私たち親も、子どもたちを信じてたっぷり愛したいですね。

近所のモッコウバラ。ピンクのハナミズキと肩を組んでました。

この左隣には、実がなった夏みかんも絡まっていて、境目がわからないくらいに

茂っていました。みんなで仲良し。遠くから見ても黄色が鮮やかでキラキラ。

お花も緑も鮮やかで綺麗な季節ですね。


#母子 #親子 #コミュニケーション

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