ラプサンスーチョン茶(正山小種)で、ゆるむ
私は、普段、紅茶やお茶を飲みます。
もともと、コーヒーはあまり飲まなかったのですが、
数年前から、飲むと、横隔膜が痙攣して、呼吸が苦しくなって、
唇もひきつるので、死ぬかと思ってやめました。笑
初めてそうなったのが、ある仕事を辞めに行った際に
出していただいたコーヒーだったもので、
「人手不足中にやめるから、なんか盛られた?」
と一人で不安になりました。笑
もちろん、そんな失礼なことはなく(ごめんなさい)
加齢によるアレルギーの
アナフィラキシーショックですかね。
イタリアンレストランのエスプレッソなどは、
少量だからか、入れ方が違うからか、
たまなら大丈夫です。
安ければ安いコーヒーほどダメなので(高飛車w)
窒息のリスクは取らず、
ほぼ紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶です。
スタバでも、チャイティラテか、ハイビスカスティだけなので、
いかなくなりました。フラペチーノが恋しいです。
で、ラプサンスーチョン。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
一応、ご紹介すると、
タイトルで書いたように漢字で「正山小種」と書く、
中国産で、中国茶ではなく紅茶に分類されているようです。
最近、気にいって飲んでいます。
ラプサンスーチョンという響きが気に入って、
飲み始めたのですが、始めは、香りに味に、びっくりしました。
いわゆる想像するいつもの紅茶の味や香りと違って、
どちらかというとプアール茶などの中国茶のよう。
ほんのり漢方や正露丸のようなにおいがします。
私のおじいちゃんを思い出すからか、
中国の山奥の仙人のおじいさんに似合いそうな香りです。
購入のきっかけは、海外ドラマのThe Mentalistです。
主人公のパトリック・ジェーンは、紅茶好きで通な設定。
彼は、ちょっぴり尊大で、自分の知識をひけらかす、
鼻持ちならないキャラが売りなのですが、
ある回で、いかにも彼らしく、
「ラプサンスーチョンティーを」と注文して、
「そんなものはない」と言われちゃいます。
それをみて、パトリックがいうなら、
すごく美味しい紅茶にちがいない、
ぜひ飲みたいって食いついてしまいました。
張り切って買ってみると、
開ける前のセロファンのかかった箱から、
すでに、怪しい香りが溢れ出ていました。
「なにかの燻製?」というにおい。
私の知るフレーバーティーは、アールグレイに始まり、
たいてい、いわゆる紅茶の香りにほんのり後から、
お花やフルーツの香りがするものでした。
こんなにも、ガツンと燻製のにおいがする紅茶があるなんて、
びっくりしました。正直、始め、がっかりもしました。
飲んでみると、やはり薬っぽい中国茶のようで、
漢方、燻製の香りが強い。
だけど、最後、後味は紅茶。
しかも、数口飲んでいると、意外と飲みやすい。
「え、これって、とっても美味しいんじゃない?!」
さらに、体の中に入った後の感触が心地よくて、
「ものすごく優しいんじゃない?!」と
気がつけば好きになっていました。
紅茶や烏龍茶より、喉越しや後味が優しいです。
内臓が温まって、体内が潤う感じがして、体に優しい気がします。
あくまで個人の感想ですが。
結局、癖になって、毎日のようにお昼の後に飲んでいます。
調べると、松葉で燻製した紅茶だそうです。
世界で初めて作られた紅茶だとか。元祖紅茶。
さらに、血液の循環を良くして、疲労回復にいいとか。
内臓が優しさに包まれた感じがしたのは、
そういうことだったのかな、なんて思いました。
美味しい美味しいとやたら飲んでいるのは、
もしかして、疲労からなのか??それは、やばい。
とも思ったりして。笑
色々なブランドから、
色々なアレンジのラプサンスーチョンも出ているようです。
今日は暖かいですが、寒くなってきたので、
もし、まだ飲んだことがなければ、
ぜひお試しください。
中国の仙人のおじいちゃんの優しさに
包まれて見てはいかがでしょう?
とはいえ、カフェインを含むと思いますので、
睡眠の邪魔にならないように、
飲む時間などは、お気をつけくださいませ。
#ラプサンスーチョン #LapsangSouchong #正山小種
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