人の前で話すのが苦手な人へ ④心構えと練習方法(スピーチ編)

私が偉そうに話すことでもないのですが🙇‍♀️

「参考になった〜」と言われることがあるので、

今回は、スピーチと面接についてです。


学生さんやお若い方で、面接や人前で話すのが苦手〜

という方の参考になればと思います。


私は、元々は、内向的なので、極度の緊張を落ち着けるために、

色々な経験を経て、自分で編み出した方法です。

結果からいうと、最終的に大事なのは

「気持ち(意識)の持ち方」と、

「自分の中身を育てること」の2点が

大事だというところに着地します✋


前回の面接編に続いて、スピーチ、プレゼン編です。


人前が苦手な人たちは、

「人の目線が気になる」とのこと。

サングラスをかける歌手やダンサーが、

「恥ずかしいから」とおっしゃるのは、

そういうことですよね。優しくて繊細。


私は、今や心臓に毛が生えたおばさんなので、

話すことに必死で、あまりわからないのですが(^◇^;)

その時にやっていることが、

人目を気にしないコツな気がします。


ご紹介するのは、「聴衆の目線をみない作戦」です。

かといって、あからさまに見ないと、

失礼になって、お話を聞いてもらえないので、

「ちゃんと皆さんのことを見ています♡」

という気持ちが伝わる、

「優しくて広い視線」を送る方法をお伝えします。


10人、30人、100人と規模によって、

ちょっと変わるかもしれませんが、

考え方は、同じです。


10人くらいの場合は、距離が近いので、

そこに前回の面接の要素を

気持ち多めに込めるといいかもしれません。


人前の発表は、学校のクラスや

ちょっとした会社の会議くらいなら、

30名規模が、多いかと思います。


私は、オススメしない方法ですが、

以前、講座を持っている方が、

「聞いてくれている人(知り合など)を見つけて、その人に頼る」

ことを勧めていました。このやり方だと、視線にムラができて、

一部の人とだけコンタクトを取る様子に、

内輪受け感がでて、会場に温度差ができてしまいます。


やっぱり、皆さんに対して、平等がいいです。

知り合いも、他人も、好意的な人も、そうでない人も、関係なく、

会場にいるみなさんに、

「聞いてください。そして、聞いてくれて、ありがとう。」

と平等に接してもらう方が、聞く方も気持ちがいいです。

まずは、そんな心意気を持ってみましょう。


愛と感謝のこもった気持ちを作ったら、

次は、目線です。


大勢の時は、厳密に一人一人と目をガッツリ合わせなくても、

視線の投げ方によって、お客さんは、

目が合っているように感じてくれます。


そのためには、聴衆のいる「背後」を

見るよう意識してみてください。

後ろの壁を見るように、目線を遠くします。


とはいえ、あまり壁を凝視すると、

「あの人、どこ見てんだろ」という感じになるので、

目線は柔らかく広く、ほんのり遠目がいいです。

聴衆のみなさんの頭上にベールをかける感じに。

大きな視野で、アイコンタクトを配るのが目的です。


さらに、心の中で、ざっくりと後ろの壁を

A右、B真ん中、C左と大きく三つのパートに分けてください。


そして、話の区切りの良いところで、ゆっくりと順番に

BからA、AからB、

BからC、CからB、

また、BからAと、

上半身ごと、視線を変えていきます。

お話の区切りのいいところで、自然な感じに、ゆっくりと。


「〜です。」と一段落喋ったあとに、

呼吸を入れながら、ちょっとウナづく感じで、

ゆっくりと、この動きを繰り返します。


このうなづきながらの一呼吸には、

「聞こえますか?」「大丈夫ですか?」「OK?」

という気持ちを込めると、いいです。


よかったら、Apple社の発表会やTEDなどのプレゼンを

見てください。

全体に気持ちを向けてくれている感じがしませんか?

誰も置いていかない様子を感じませんか?

全員、iphone買わされちゃう感じでしょ?笑


みんなが、お話についてきているかなと

目線で確認しながら、間を取りながら、

丁寧に話してくれますよね。


そうやって、目線を全体に配り、気持ちを込めると、

大勢を前にしつつも、一人一人に話しかけてくれるという

「印象」をもってもらえます。

目線や、動きや、声に込める、「思い」って伝わるから、

大事です。


PTAの会長をした時、特に、その効果を感じました。

100人近い保護者を前に、私のような普通のおばさんが、

快くお話を聞いてもらい、秩序を守ってもらうためには、

一人一人に、

「あなたを大切に思っています。

みんなで仲良くするためにお伝えしたいことがあるので、聞いてください。

ありがとうございます。」

という気持ちを込めることが、大事だと実感しました。


幼稚園や学校の保護者は、十人十色だし、

親として、それなりの自信もプライドもあるから、

結構お話を聞いてもらって、内容を理解してもらうのって、

難しいんです。笑


もちろん、好意的な保護者たちのおかげで、

こちらが気持ちを込めて、みなさんの方向に向かってお話すると、

静かに聞いてくれて、笑ったりもしてくださいました。

だから、そんな気持ちを込めて、

この動きをしてもらいたいのです。


同じ場所にいつつ、少しずつ胸から上の体ごと

視線をB〜A 〜B〜C〜B〜Aと送ると、

全体を見ているように感じてくれます。


せわしないと不自然になるから、

話の区切りのある時に、ゆっくりと、満遍なく動いてください。

あちらの方にも、こちらの方にも、

聞いていただきたいという気持ちを

胸元から振りまいてください。

そういう風に意識すると、自然と、顔と胸が上がるから。


「皆さん、聞いてくれて、ありがとう〜」

というビームを上半身から出して浴びせる

イメージ。


余裕があれば、前後も同じように、少し視線を振ると

いいし、慣れている方なら、

たまに誰かと目を合わせたっていいのです。

でも、最初は、左右だけで十分です。


アーティストが、東京ドームのライブで、

アリーナー、1階席〜、2階席、3階席〜

Love you Japan! Love you Tokyo!

と呼びながら手を振ると、

自分に手を振っている感じがしちゃうのですが、

そういう感じです。笑


それから、前に並んでいるのは、

好きな野菜や食べ物、ぬいぐるみだと思ってください。

練習の時も、実際に、お家で、ぬいぐるみや

じゃがいも、かぼちゃを並べて、

B〜A〜B〜Cと見ながら、おしゃべりする練習をしてください。


本番も、そのぬいぐるみやお野菜のいる場面を思いながら、

お客さんを見れば、怖くないです。


そうやって練習しておくと、一字一句間違わないことはなくても、

言いたいことが動きと一緒に身につきます。


本音であり、なおかつ、体に叩き込まれていれば、

緊張しても、芋づる式に言葉が口から出て来ます。


あとは、笑顔。

笑顔でいれば、聞いてくれる人たちも和みます。


和んだ空気をまとえば、つられて周りも和んだ空気になります。

和むと自然に話せるようになります。


どうにも、頭が真っ白になったら、

「ちょっと緊張してしまって」

と一拍おいて、あんちょこをみて、立て直したっていいのです。


ふてぶてしい人より、緊張している方が、

一生懸命伝えようと思ってきてくれたんだ

と好意を感じてくれるから、大丈夫。


若い人は、失敗するのがお仕事です。

年取っても、失敗すると、次が開けます。

何も怖がることはありません。失敗したっていいんです。

次は、どうしようかなって考えればいいから。


何にもない日々が、ただただ過ぎるほうが、

よっぽど恐怖です。

失敗する方が、失敗しない何もない日々より、

成功です。


スピーチの予定がなくても、何か喋りたいこと、

練習して見てください。


#スピーチ #面接 #あがり症

Flower Essence Therapy Pono Pono

フラワーエッセンスセラピー ポノポノ 人の心より大切なものは、ありません。 お仕事、家事、育児、いそがしい生活の中、ご自分に目を向けていらっしゃいますか? フラワーエッセンスとは 「心のビタミン」 いっしょにお話をして、ゆっくりと“自分のこと”を考えてみませんか? 38種類の植物を通して、あなたについて考えます。自分を知り、気づくことで、自然体に、リラックスして日々を送るお手伝いをします。

0コメント

  • 1000 / 1000