う◯ちにファブリーズをかける感じ

ちょっと、表現が汚かったら、ごめんなさい。

でも、息子に「その例え、わかりやすい！」と言われたので、使わせてもらいます。

先日、息子とテレビを見ていたらサプリメントの特集をしていました。

大学生の息子が「ママ、サプリメント飲んだことある？あれって効くのかな？」と聞くので、

私は「（ママの場合は）う◯ちにファブリーズかける感じだった」と答えました。

私は、２０年前、３０代のころ、サプリメントを飲んでいました。

二人目、まさに質問してきた息子を産んだばかりで、

体力をつけたい、体を絞りたい、坐骨神経痛や首痛もあったから、

とにかく健康になりたいと思って、食事も運動もなんでも良さそうだと思うことには

チャレンジしていました。

家の中でステッパーを踏んだり、DVDフィットネスをしたり、食事の量を制限したり、

ありとあらゆるものにチャレンジしていました。

サプリメントは、初め、一種類くらいからスタートしたのですが、

ビタミンBを飲んでいると、ビタミンBを吸収するのに〇〇がいいと聞けば、それを加え、

さらに、自分の調子に合わせて、

「あ、これも必要かも。バランスを考えるとあれも必要かも」と増え、

さらに〇〇が良いと聞けば、「ほんじゃ、足すか」とどんどん飲む種類が増えていきました。

結果として、食事がいいのか、運動もいいのか、サプリメントが効いているのか、

はたまた、効いていないのかもよくわからなくなっていました。

最初は効いている気もしたし、色々調べて知識も増えるので、楽しかったけれど、

いちいちサプリメントを用意して飲むのが、だんだんストレスになって行きました。

お金だってバカにならないですしね。

「健康のためにやっているのに、ストレスになるって違う」

と思って、サプリメントは全部やめてしまいました。

足し算足し算でバランスを取っていくよりも、もっとベーシックなところで

バランスを取らないといけないことに、遅ればせながら気が付いたのです。

サプリメントを足す前に、もっと取り組むべき課題がたくさんありました。

そのころ色々なストレスで、お酒をよく飲んでいました。

最悪の時は、夜一人で、ワイン一本空けちゃったり。

睡眠時間も睡眠の質も悪かったし、人間関係にも悩んでいました。

そんなところに、サプリメントを飲んだって補いきれない。

体も今より、筋力が少なかったし、血流が悪くて冷えていました。

ちゃんとバランスよく食べる、よく眠れるような生活をする。

当たり前のことができていなかった。

そこから、根本な生活習慣と自分の現在地を見直すようになりました。

生活改善が進めば進むほど、ストレスの原因もはっきり浮き彫りになってきました。

そうやってこの２０年、自分に向き合って、チクチクと体と生活環境を整えてきました。

今５１歳で、サプリメントは飲んでいませんが、人生で一番健康です。

もちろん、サプリメントは上手に使えるならば、使うのも良いと思います。

例えば、私も妊娠初期に医師の勧めで葉酸のサプリメントを飲んでいました。

妊娠初期に必要な量の葉酸は、食事では取りきれないのでサプリメントがあって、

本当に良かったと思います。

上手にサプリメントを使うことは有効で、良いと思います。

ただ、日常的に摂るサプリメントは効くのか？と聞かれれば、

自分の経験上、

「使い方が大事だよね。サプリで補給しながら、同時に生活や健康の土台を整えないと、

結局は『う◯ちにファーブリーズかけてる感じ』にしかならない。変な例えでごめんね〜」

と息子に説明したのです。

う◯ちだって、ファーブリーズかけられるより、流してもらった方が嬉しいはず。

彼らは「僕たちは、老廃物を連れて体から出て自然に帰る」という

自分の使命をわかっているから。

そんな賢いう◯ちは、その人の生活や人生を理解するためのバロメーター。

毎日変わり続ける自分の状態を教えてくれる尊い存在。

う◯ちへのリスペクトと愛を心の底から感じています。

毎日、健康なお通じが出る生活を目指したいものです。

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