それぞれの良さ(モトリー・クルーとデフレパード)
学生時代、ものすごくヘヴィメタルや
ハードロックを聞いていました。
綺麗なクラシックが、心を癒してくれたのと同時に、
あの激しい音楽との出会いもまた、
心の違う部分を癒し、解放してくれたものです。
先日、モトリー・クルーとデフレパードの
来日ライブに行きました。
のんびりと懐かしみに行こうという
程度の気持ちだったのですが、
イントロが流れた途端に、あっという間に、
中2に戻りました😂
体の奥のに刻まれた記憶の蘇り方は、半端ないですね。
次に来る音が、どんどん思い出される感じが
最近、Netflixでモトリー・クルーの自伝映画
「The Dirt ザ・ダート」が若い人にも流行って、
19歳の息子もたまたま見ていたので、
一緒にライブに行きました。
思ったよりと若い人もいたけど、
50代以上の男性があんなに並ぶのを見たことがないくらい、
ビール売り場と男性用トイレが混雑していました。笑
今年は、外国人タレントの来日ラッシュで、
息子とライブ活動に勤しんでいます。
レッチリ、ジャクソンブラウン、コールドプレイなどなど
幅広く大忙しです。
面白かったのが、デフレパードとモトリーの
アウトプットの違いです。
生きてきた軌跡がこうして、作品に反映されるんだと
つくづく感じました。
もともと、二つのバンドは、タイプが違いますが、
60歳超えて、ますます、ただずまいから、
音楽、バイブスに、
どちらもオリジナルの味が
ますます強くにじみ出ていました。
インタビューによれば、デフレパードの皆さんは、
専属のシェフがついて、ヴィーガン、ベジテリアンなど、
メンバーの皆さん、それぞれお食事や生活を整えて、
体も鍛え、表情もスッキリした
素敵なおじさま達になられていました。
あの年齢で、若い時の歌を2時間近く、
しっかり歌いあげ、ギター、ドラム、ベースからも
丁寧な様子が伝わってくる。
モトリー・クルーは、期待を外さず、おちゃめさん。
デフレパードのボーカルのジョーがインタビューでモトリーについて質問されて、
「いやいや、モトリー・クルーは、ビーガンとかじゃないと思います。
(全然違うよ〜のニュアンス 笑)」
と答えた通り、昔のやんちゃな香りの残る、楽しく緩めな雰囲気。
ヴォーカルのヴィンスのボディも緩めで、
くまちゃんみたいでした。笑
でも、とても、快い温かなおじさま達になっていました。
どっちのショーもとてもよくて、それぞれの味が凝縮されていて大感激。
惜しげなく自分たちを表現するまっすぐさ、ピュアさが、伝わってきました。
生活、人生、生き様が、全て出るんだなと勉強になりました。
両バンド、オーディエンスへの感謝の気持ちも溢れていました。
ちなみに、映画The Dirtは、このブログを読む皆さんには、
あまり合わないかもしれない、おバカ映画です。笑
ちょっとご紹介すると、
重たい問題も軽く笑い飛ばす雰囲気で、
かなり品がなく(性的描写、薬物、その他諸々)不謹慎で、
おふざけの行き過ぎに目を覆う場面もあるのですが😅
落っこちた泥沼から這い上がってくるという話なのに、
変に重たさがなく、エンターテインメント性が高く
これぞモトリーで、私は、大好きな映画です。毎回、大笑い。
感動もしないし、感傷的にならないので、何も残らないから😁
疲れた時に見ると緩む。彼らの音楽と同じ感覚です。
ダークな部分も表に出して、成仏させちゃうワイルドさ、潔さ。
モトリー・クルーのお茶目なドラマー、
トミーリーが、日本を二週間旅行したそうで、
人も食事も文化も、最高だと絶賛してくださいました。
「ヤバーイ、ヤバーイ、F*ckin, great!!」
と言いながらご登場。笑
皆さまご存知、F*ckは、口にしない方が良い言葉ですが、
最上級の褒め言葉に使われる方もいます。
その日本語訳として「ヤバい」という言葉を教えた方の
センスと的確さにも感心。笑
ちなみに会場だった、Kアリーナ横浜は、
新しいホールで、音響も良い綺麗なホールでした。
Kアリーナ横浜で、座って落ち着いた音楽も聴いてみたいです。
よし、私も頑張ろうとパワーチャージできた
良いライブでした。
#DEFLEPPARD #MotleyCrue #Kアリーナ横浜
見るのに夢中で、動画や写真が撮れなくて、ちょっと残念。
夕焼けが綺麗でした。一見静かそうに見えますが、私の背後、
DEF LEPPARD, Motley Crueと書かれた黒いTシャツの
中高年がわんさかいます。
息子が「このTシャツの人たちについていけば、会場につくね」
ってウケていました。笑
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