私は、親不孝をして、健康になりました。

数年前から、私は、両親に会うことをやめました。

私自身は、親不孝とは思っていないのですが、

たぶん、世間の”いわゆる常識”からすると、

親に会わない娘は、親不孝に分類されると思います。

ただ、私としては、生まれてから今まで生きてきた中で、

一番健康になったので、むしろ親孝行じゃないかとさえ思っています。

親にいただいた体をとても大事にできているから。

数年前に、私がフェイドアウトしようとしているのを察して

父親が送って来た苦情の手紙をきっかけに、

家族を休ませてもらうことを伝えました。

それ以来、両親には会っていませんし、電話もしません。

一応、年賀状は送っているので、絶縁はまだできていません。

そんなことしたら罪悪感に苛まれそうだと、昔の私も思ったものです。

それでも、この決別の判断が間違っていなかったと自信を持てるのは、

ものすごく健康になったからです。

しかも、年々、良くなっている。

体が軽やかになって、私って健康だなあ、と実感できるだけではなく、

実際に健康診断や体のメンテナンスでも、

数値などが、どんどん良くなっています。

こんなに人間って、体が楽になれるんだ〜と

お恥ずかしながら、５０歳をすぎて、初めて知りました。

心も体もこんなに軽やかになれるなんて、

これまでの人生はなんだったんだ、と大発見でした。

健康を奥底から感じ、体が丈夫になって、

この数年間、風邪一つ引かない、熱一つださない。

持久力がついて、体が柔軟で軽やかに動けるようになって来た。

そのおかげで、

心のゆとりを持って、自分の経験を役立てることができている。

子どもたちとの関係もいい形になって、ゆとりのある育児ができている。

生きているだけで幸せなだと思える時間が、ものすごく増えて来た。

どこを切り取っても嬉しいことばかり。

私の決断が間違っていなかったと思う理由です。

親との関わりがあったときは、常に全身が硬直しやすく、

息も浅く、苦しく、満身創痍でした。

朝起きた瞬間、すでに体がバキバキ、ギシギシに固まって、痛みがある。

座骨神経痛に悩まされ、すぐに風邪を引き、年に一度は声が出なくなる。

そんなところから、解放されて、感謝感謝です。

親に対して抱えていた、イライラや憎しみも落ち着き、

「お元気でいらしてね」と思える余裕さえある。

そして、

「私の希望を聞いてくれて、ありがとうございます」と感謝しています。

人は、知らないうちに世間で言われている常識にとらわれています。

でも、本当に自分にとって必要なこと、

自分にとって良いことはなんだろうと、

しっかり見つめることが大事だと痛感しています。

実際に行動するのは、そんなに簡単なことではありません。

少しずつできることからやるしかありません。

でも、そこへ向かっていると、

自分の体や心に耳を傾けるようになるので、

「自分で自分を信用できる」ようになります。

自分を信用できると安心できます。

「私は私を裏切らない」ということに自信を持てると

心も体も安定します。

安心安定していると、呼吸が深くなって身体中に行き渡り、

血行も良くなるので、健康になるのではないかと思います。

（これは、あくまで、個人的な感想です）

もし、親御さんに悩まれている方は、

ぜひ、親不孝健康法、お試しください。

無理のない範囲で、少しずつね。

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＃健康

カルミアの花。今調べたら、花言葉が、大きな希望、さわやかな笑顔、そして、裏切り、野心。かわいいお花には、毒性があるそうです。

たまたま撮ったのですが、さわやかな笑顔の裏に毒がある。なんとなく意味深です。笑