外国も住めば「現実」〜 自分を持つ大切さ

私は、子供時代も大人になってからも、

外国に住んだ経験があります。

いまも、家庭の事情で、長期でヨーロッパにいきます。

 

とても、恵まれていますし、感謝しています。

海外生活で得た経験は、素晴らしいもので、

日本では体験できないこと、見られない景色、

すべてが自分の一部となり、活きていると思います。

カリフォルニアのオレンジ郡も、バルセロナも

ベルギーも、東京も、大好きです。

みなさんに、そんな経験から得た知識も

お伝えしていきたいです。

 

今日は、その中で学んだ最重要なことをご紹介します。

 

たまに、海外旅行で味わった楽しさを

思い浮かべられるかたが、いらしゃいますが、

それは、違うんです。

楽しみの裏には、日本では経験しなくてよい、

大変さも数々あります。

 

住めば、そこが「現実」です。

 

どこにいても、生活も、人間関係もあります。

黄色人種ですから、西洋では、もちろん偏見もあります。

言葉も何となく、ぼんやり覚えられるわけではありません。

日本人同士というだけで、海外で出会った日本人と

気があうかといえば、それも違います。

それを全て乗り越えて、ひっくるめての、素晴らしい体験です。

 

海外生活や留学を希望する方から、

あちらでの生活のこと、言葉の習得に関する

意見を求められることがあります。

 

いつもお話させてもらうのですが、

「きっと、素晴らしい経験をされると思いますよ。

どこにいても、結局、大事なのは、

話すツールである言語だけでは無く、

その人がどういう人間なのかだと思います。

どんな考えや知識をもち、どんな人柄か、表現するものがあれば

大丈夫ですよ。

一つの言語でさえ、きちんと自分を表現できれば、

その表現を探せばいいだけですから。」って。

 

私は、相手がどんな方かに関係無く、

自分を含め、いろんな海外生活経験者、帰国子女、留学生を

みてきた事実をお話するのですが、

これを聞いて、ホッとする人、

逆に、厳しいこといいますね、とおっしゃる方、

といらっしゃいます。

 

一つの言語で自分を表現できれば、

それに見合った表現を探せます。

何かを伝えようとするから、言葉を探し話しますよね。

だから、日本で頑張れている人は、表現するものを持っているから、

外国でもどんどん活躍の場が広げて、

素敵な経験されてイキイキしています✨

 

でも、逆だと少し大変かもしれません。

言語や環境が変わったからといって、

持っていないものが、魔法のように湧いてはこないのです。

 

それは、きっと、現地で痛いほど感じると思います。

そのことに気づくという意味で、

海外に行けば変わるチャンスになるかもしれないですね。

風土が合うということが人にはありますから、

のびのびできて、覚醒するかもしれないですしね。

 

ただ、そこで、気がついて、自分を育てるひと、

楽な方に流れ、思ったのとは違う海外生活を送る人。

色々です。

 

おもしろいと思うのが、海外生活経験が無くても、

考え方がグローバルな人、経験があってもそうでは無い人がいます。

結局、性格、人格なんだと思います。

 

外国で育った、知人、友人もそんなことを言います。

言葉も大事だけど、それだけじゃ無い。

信用できる人間かどうか、

その人の中になにを持っているか、最後は、人間そのものだと。

 

私が、海外国内の生活を織り交ぜ、学んだ最大のことは、

通用する人間はどこでも通用するし、

通用しない人間は、そのままでは、どこでも通用しない。

 

日本にいても、海外にいても、宇宙にいても、

じぶんを育て磨き、表現するのは、自分自身でしか無い。

これは、厳しくもありますが、

自分自身がやれば、どこでも、いくらでも輝けるという

お手軽さもあります。

さ、私も自分を可愛がって、大切に磨きだそっと ＼(^o^)／