ごめんね、ハエ　(┰_┰)

ヤツデは、初冬に咲くかわいいお花。

写真を撮ろうとしたら、ハエが・・・がーん

ごめんね、ハエと思いつつ、ハチとか蝶々と違う、

つい偏見の気持ち・・・

家に帰り、ちょうど図書館で借りていた、虫と植物の本を読んでいたら、

たまたま、ヤツデのお話。

他のお花が咲かない、この寒い時期にお花を咲かせるのは、

自分だけに虫を集めるためという、ヤツデの知恵だそうです。

他のお店が開いていないときに、お店を開けておく的な？（笑）

虫は蜜を吸いながら、植物の受粉をして、繁殖を手伝っていますからね。

大切なお客様ですよね。

ヤツデの葉っぱは太陽の光で２０度くらいに上がり、

虫たちが「わーあったかいなーご飯もお布団も用意してくれて、ヤツデ、好き」

って集まるシステムにもなっているのです。植物ってほんと、賢くて、すごいですね。

そして、ヤツデの受粉を手伝いに蜜を吸いに来るのは、主にな～んと、

ハナアブ類とオオクロバエ！！ハエちゃんたちだったなのです。びっくり。

もう、ここを読んで、大反省！！おっハエ・・・なんて思ってしまった私。

申し訳ございませんでした　ｍ(＿ ＿;)ｍ

お花と虫の関係は、他にもおもしろいことがたくさんあります。

植物は、匂い、形、色などで、来て欲しい虫を選別しているのです。

例えば、すずらんは、飛ぶのが得意な昆虫に来て欲しいから、

わざとお花が止まりにくい下向きなのですよ　o(^o^)o

植物にも虫の好みがあるのです。

ご自分の好きな植物、気になる植物の特徴、ぜひ見てください。

勉強になりますよ。